レトロゲームクロニクル

01 PROLOGUE

手のひらの娯楽

専用の機械を使わずに本格的な遊びが味わえる——当たり前のようでいて実は大きな進歩。その始まりの時代からたどります。

身近になったゲーム体験

今では多くの人が、通勤の電車や休憩の合間に、手のひらのスマートフォンでゲームを楽しんでいます。美しい映像や本格的な遊びが、専用の機械を使わずに気軽に味わえるのは、当たり前のようでいて実は大きな進歩です。

携帯電話でゲームが遊べるようになったのは、そう昔のことではありません。ほんの数十年の間に、簡単な遊びから、家庭用ゲーム機に迫るような本格的な作品まで、驚くほどの進化を遂げてきました。

手のひらでゲームを楽しむイメージ

端末の進化と重なる歩み

その歩みは、携帯電話そのものの進化と重なっています。画面が大きくきれいになり、処理する力が上がり、通信が速くなるにつれて、遊べるゲームの中身も豊かになってきました。

この読み物では、いわゆるガラケーの時代の小さなアプリから、現在の高性能な3Dゲームに至るまでの流れを、時代を追って振り返ります。それぞれの時代にどんなゲームが遊ばれ、何がその進化を後押ししてきたのかを見ていきましょう。まずは、携帯でゲームが遊べるようになった始まりの時代からたどっていきます。